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(記2022.3.5~2022.3.27)



リードスイッチ利用の「タワー複式電鍵」のご紹介



初めて聞く名前のこの電鍵、ネーミングは考案者のJA0PX斉藤OMです。
高層タワーをイメージしたとか
先ずは写真で構造と外観をご覧ください!!







NO2 ★★★★ 「タワー複式電鍵」の打感と打ち方の考察  ★★★★



このタワー複式電鍵の考案者であるJA0PX斉藤OMからご紹介頂いてから約1ヶ月間

集中的に使用してみました。斉藤OMの発想によるリードスイッチ利用の無接触型の

複式電鍵で、従来の打鍵による接触感がありません(強めに大きく打鍵すればリード

スイッチに接触はしますが)。

当初は打感の手応えが乏しく不安の感じでのキーイングでしたが直ぐに慣れました。

打鍵によって左右の磁石がリードスイッチに近づき、オンになる位置とその感覚が

分かるようになりました。初めは往復運動で左右の磁石がリードスイッチに当たる

ように打鍵してましたが最近は殆ど接触しないでのキーイングとなっております。

確実にリードスイッチに当たるように打つのが良いのか無接触で打つのが良いのか

私には特定出来ません。考案者の斉藤OMやお使いの皆様のご意見を頂きたいところです



次にこのタワー複式電鍵の基本的な事柄ですが、文字通り縦置きで使用するか横置き

で使用するかの問題です。改めて考えてみると、従来の「斜め打ち複式電鍵」とこの

タワー複式電鍵は外見はよく似ております。しかし根本的な違いは接点の高さの違い

にあると思うのです。斜め打ち複式電鍵の接点は基本的に下部です。それに対しタワー複式電鍵

の接点は構造的に上部です。この違いはキーイングする上でも打ち方の大きな違いに

なります。

私は高い位置でのキーイングに違和感を覚えたこともあり、本体を横置きにして使用

してみました。タワーのネーミングからは異なりますが、実際の使用感は私にはジャスト

感覚でした。本当に楽に違和感なく従来の複式電鍵の感覚で打てました。



この縦置き、横置きについてもお使いの諸氏のご意見を伺いたいものです。

私個人としては、我々アマチュアはプロではないので、聞きやく取りやすい符号が

送出されるのであれば、どんなキーであれ、どんな打ち方であれ自分が楽に操作できる

電鍵と打ち方が一番だと思う一人です。(このあたりの話題は議論百出ですね)



言い方を変えれば、多くの皆様にどんどん使って頂きたい電鍵ですね。


(2022年3月27日記)

NO1 ★★★★ 「タワー複式電鍵」のご紹介  ★★★★



いつも自作電鍵の考案・作成に意欲的なJA0PX斉藤OMから、またまた新機構(新アイディア)の

複式電鍵を開発した旨のご連絡と試作品の送付を受けました。

ネーミングは何時も通り考案者の斉藤OMで、外観が高層タワーを連想するところから

「タワー複式電鍵」と命名されたようです。



動作的には木製基台の真ん中に垂直にリードスイッチを固定して、その両脇を一体型のアルミ

板で覆い同じく固定した構造となっております。更にそのアルミ板の左右内側には磁石が配置

されリードスイッチと磁石の距離の変化でオンオフされ符号が送出されます。



このタワー複式電鍵の最大の特徴は打鍵するに当たり、メカ的な接触部分が無いということです。

打鍵するに当たって短点長点共に接触部分が無いのです。初めは空中で打鍵している感じで何の

打感も感じなく違和感を覚えましたが、直ぐに慣れました。何の抵抗感も接触感も感じない打鍵

が何故か心地よい程に思えました。



私のイメージではタワーの上部を左右の指で揺らせて(しならせて)揺れの戻りを利用してキーイング

する感覚です。今は斉藤OMのバラック組み立て試作品の状態ですので、何時も製作をお願いしている

JE0AWP/7の小林OMに改めて作成をお願いする予定です。

私もこのタワー複式電鍵を実際の交信で活用して皆様にご紹介していきたいと思っております。



JA0PX斉藤OMが考案された一連の、回転式複式電鍵、斜め打ち複式電鍵、タワー複式電鍵が多くの

皆様にお使い頂ければと願っております。



(タワー複式電鍵の初感と使用方法の考察)

リードスイッチのオンオフの感知部分がタワーの上方にあり、手首を上げて打鍵するので疲れやすい。

従って木製台座は低い方がよい。しかしリードスイッチの感知部分が下方にくる程、打鍵に力を要し

加えて戻りが鈍くなる。打鍵にあたり、手首の上げる角度と感知部分の高さとタワーのしなりとタワー

の戻りと、総合的なポジショニングがポイントの電鍵だと思いました。

尚、斉藤OMからは左右一方の磁石を2個にすればポジショニングの微妙さは緩和されること。

また、アルミ板に代えて「リン青銅板」を使うと動作が安定することのアドバイスを頂いております。



私は元来へそ曲がりで、このタワー複式電鍵を横にして使ってみました。これがまた快調そのものです。

親指と人差し指を一番安定なポイントでキーイングしている感じです。

(タワー複式電鍵の使用方としては邪道ですかね)

(記2022.3.5)





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